男子バレー:「金」目標だった韓国、開会式前に敗退決定…61年ぶりメダルなし=杭州アジア大会

パキスタンにも敗れる…サーブミス連発

 アジア大会で金メダルを目標としてきた男子バレーボール韓国代表が開会式前に敗退が決まった。

 イム・ドホン監督率いる韓国代表は22日、中国浙江省紹興市でパキスタンと12強トーナメントで対戦し、セットスコア0-3のストレートで敗れた。韓国は身長205センチのムーラド・カーン(23)を中心とするパキスタンの高さに苦戦し、立て続けに得点を奪われた。攻撃でも相手ブロックを意識しすぎて重要な時にサーブの凡ミスが続き自滅した。ホ・スボン(25)を除く全員が一桁の得点に終わった。

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 韓国代表はグループステージの最初の試合でインドにセットカウント2-3で敗れるなど不安なスタートを切った。カンボジアには3-0で勝ち12強に進出したが、結果的に脱落となってしまった。アジア大会の男子バレーボールで韓国がメダルなしに終わったのは1962年のジャカルタ大会(5位)以来61年ぶりだ。1978年のバンコク大会、2002年の釜山大会、2006年のドーハ大会では金メダルを獲得した。イム・ドホン監督は常に「目標は金メダル」と公言してきたが、23日の開会式前に荷物をまとめることになった。

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  • ▲男子バレーボール韓国代表は22日の試合でパキスタンに完敗した。写真はうなだれながらコートを後にする韓国選手たち。/聯合ニュース

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