【世宗聯合ニュース】韓国の大韓貿易投資振興公社(KOTRA)は25日、南東部の慶尚南道、慶南テクノパークと共に、26~28日に日本の愛知県名古屋で開催される航空宇宙産業の展示商談会「エアロマート名古屋2023」に参加すると発表した。精密加工や複合材、次世代の航空モビリティー(AMM)など、航空宇宙分野の韓国企業が持つ多様な技術を紹介し、新規事業での協力の機会を探る。
エアロマート名古屋は、航空宇宙分野のビジネスマッチングで実績のあるフランスのアドバンスト・ビジネス・イベンツ(BCIエアロスペース)が主催するB2B(企業間取引)と展示会を組み合わせたイベントで、名古屋商工会議所が共催。隔年で開かれ、今年は4年ぶりに対面式で行われる。
慶尚南道には韓国航空宇宙産業(KAI)をはじめとする航空関連企業が集まっており、韓国航空産業の65%を占める。愛知県も日本の航空宇宙産業の拠点とされる。両自治体は26日に両国航空宇宙産業の交流に向けた覚書を締結する予定だ。
KOTRAのキム・サムシク日本地域本部長は「航空宇宙産業は韓日ともに有望産業に挙げられ、新技術に対する関心が高い分野」とし、政府と自治体が協力しながら韓国企業の輸出拡大の後押しに努めると述べた。