テニス:ラケット破壊・握手拒否の権順宇、タイ選手に謝罪…友情の握手も=杭州アジア大会

タイ・テニス協会がSNSで謝罪の様子を明かす

テニス:ラケット破壊・握手拒否の権順宇、タイ選手に謝罪…友情の握手も=杭州アジア大会

【NEWSIS】杭州アジア大会のテニス男子シングルス2回戦で、試合に敗れた後にラケットを破壊し、対戦したタイ代表選手との握手を拒否して物議を醸した韓国テニス界の看板スター権順宇(クォン・スンウ)=世界ランク112位=が、タイ代表チームのもとを訪れて謝罪したことが分かった。タイ・テニス協会が26日、公式SNS(交流サイト)で明らかにした。

【写真】ラケットをコートにたたきつけて壊す権順宇

 タイ・テニス協会によると、権順宇は対戦したタイのカシディット・サムレジと握手し、友情を示したという。同協会はSNSに、権順宇が謝罪する様子やサムレジと権順宇が握手する様子などを写した写真を掲載した。

 権順宇は25日に行われた男子シングルス2回戦で、世界ランキング636位のサムレジに1-2(3-6、7-5、4-6)で敗れた。自分よりはるかに格下のサムレジに敗れた権順宇は、悔しさを抑えきれずラケットをコートと椅子にたたきつけ、ラケットを破壊した。また、サムレジが近づいて握手を求めたにもかかわらず、権順宇はこれを無視して荷物をまとめた。結局サムレジは握手を諦め、観客に向かってあいさつをした。

 権順宇のこの振る舞いをめぐり、インターネットなどでは「マナーが悪い」などの批判が相次いだ。

 騒動が拡大すると、権順宇は大韓体育会を通じて直筆の謝罪文を公表し「国家代表選手として、してはいけない軽率な行動を取った」と反省の気持ちを示した。

 シングルスでの金メダル獲得に失敗した権順宇は、ホン・ソンチャンと組むダブルスで金メダルを狙う。

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