男子7人制ラグビー、韓国代表が17年ぶり銀 杭州アジア大会

男子7人制ラグビー、韓国代表が17年ぶり銀 杭州アジア大会

 7人制ラグビー韓国代表がアジア大会で17年ぶりに銀メダルを獲得した。

 李明根(イ・ミョングン)監督率いる男子代表は26日、中国浙江省杭州で開催された男子7人制ラグビー決勝で英国からの国籍取得選手中心の香港に7-14で敗れた。序盤に韓国は格上とされる香港相手に互角の力を示したが、前半の終わりにトライ(5点)とコンバージョンキック(2点)を許し0-7でハーフタイムを迎えた。さらに後半開始と同時にまたも7点を奪われ0-14となった。すると韓国も張容興(チャン・ヨンフン)がトライを奪いキム・ウィテのコンバージョンキックも成功して一時は14-7まで迫ったが、最後までリードを奪うことはできなかった。李監督は「非常に力を入れて準備に取り組んできたが、目標は達成できなかった」「それでも胸が熱くなる試合ができたと思う」とコメントした。

 韓国は1998年のバンコク大会と2002年の釜山大会で7人制と15人制の双方を制したラグビー強豪国だった。ところが2006年のドーハ大会決勝で日本と対戦した際に終了直前にトライを許し、痛恨の逆転負けで銀メダルに終わった。その後は3大会連続で銅メダルにとどまっている。今回21年ぶりの優勝を狙ったが、結果は17年ぶりの銀メダルで満足するしかなかった。

 現在フランスではラグビー・ワールドカップ(15人制)が開催されているが、アジア大会とオリンピックのラグビーはこれとは違って7人制だ。7人制は前後半7分でハーフタイムは1分。攻守の入れ替わりが非常に激しく、1人の選手が14分で3キロ以上を走るなど活動量は非常に多い。オリンピックでは2016年のリオデジャネイロ大会から正式種目となり、その激しさからオリンピックの人気種目の一つとなった。

杭州=チャン・ミンソク記者

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