朴槿恵元大統領「周囲を管理できなかった私の不覚、国民の皆様に心よりお詫び…職分を最後まで全うできず申し訳ない」

 朴槿恵(パク・クンヘ)元大統領が「周りのことに気づくことができず、お任せくださった職分を最後まで全うできず、多くの方々を失望させ、ご心配をおかけしたことについて、あらためて心よりお詫び申し上げます」と述べた。

【写真】秋夕を前に買い物をする朴槿恵元大統領

 朴槿恵氏は特別赦免後、初となる中央日報とのインタビューで、国政介入問題と弾劾に対する見解を明らかにした。

 朴槿恵氏は、チェ・ソウォン=改名前:崔順実(チェ・スンシル)=受刑者の国政介入については、「検察の調査で聞いて本当に驚いた。しかし、このすべてが、周囲をきちんと管理できなかった私の不覚なので、国民の皆様に心よりお詫び申し上げます」と述べた。

 来年の総選挙で親・朴槿恵系の人物の出馬については、「個人の選択なので、私が言及することではない」としながらも、「私の名誉回復のためのことで、私と関連があるという話はしないでほしい」と述べた。

 朴槿恵氏はまた、終末高高度防衛ミサイル(THAAD)配備、慰安婦合意、韓日軍事情報保護協定(GSOMIA)締結などを挙げ、「安保のために必ずしなければならないと思っていたことを、本当に天が助けてくださったのか、すべてしてから刑務所に入れてよかった」と言った。

 朴槿恵氏はミル・Kスポーツ財団設立過程でロッテ・SKが出した支援金が第三者わいろ罪と認定されたことについて、「この判決は到底、納得できない」「ロッテやSKは私に何の請託もしていない。また、グループ会長らに私が具体的に支援金額を要求したことはない」と話した。

カン・サング記者

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  • ▲朴槿恵(パク・クンヘ)元大統領。写真=聯合ニュース

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