韓日関係「両国首脳のリーダーシップで驚くほど進展」 駐日韓国大使

【東京聯合ニュース】韓国の尹徳敏(ユン・ドクミン)駐日大使は3日、在日韓国大使館の主催により東京都内のホテルで開かれた、韓国の建国記念日にあたる「開天節」の行事で「韓日関係は尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領と岸田文雄首相のリーダーシップと決断により驚くほど進展した」と評価した。

 尹大使は両首脳がこの半年間に6回の首脳会談を行い、長期にわたり途絶えていた閣僚会合も完全に再開されたとして、韓日間の人的・経済交流が急速に回復していると述べた。

 尹氏はまた、1998年に当時の金大中(キム・デジュン)大統領と小渕恵三首相が「韓日パートナーシップ宣言」を発表してから今月8日で25年になると説明。「韓日両国が協力すれば、両国国民の安全と繁栄のみならず人類が直面するグローバルな課題の解決に大きく貢献できるため、韓日関係を両国国民が体感でき、地域と国際社会に寄与する一段高いレベルにアップグレードしなければならない」と強調した。 

 この日の行事には福田康夫元首相、鳩山由紀夫元首相をはじめ上川陽子外相、河野太郎デジタル相、海江田万里衆院副議長、公明党の山口那津男代表、立憲民主党の泉健太代表、共産党の志位和夫委員長、経団連の十倉雅和会長、日韓経済協会の佐々木幹夫会長ら約100人を含む計約1200人が出席。先月の内閣改造で外交トップに就任した上川氏があいさつし、河野氏が乾杯の音頭を取った。

 出席者らは2030年国際博覧会(万博)の釜山誘致を祈願するロゴを胸につけて入場した。

 日本での韓流定着20周年と「2023―24韓国訪問の年」を迎え、日本の室内管弦楽団「バラダン」がドラマ「冬のソナタ」「宮廷女官 チャングムの誓い」のオリジナル・サウンドトラック(OST)を演奏した。

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) Chosunonline.com>
関連ニュース
あわせて読みたい