大川港から密入国試みた中国人22人摘発 /忠清南道・保寧

大川港から密入国試みた中国人22人摘発 /忠清南道・保寧

 忠清南道保寧市の大川港から密入国を試みた中国人22人が警察に摘発された。

 保寧海洋警察署などは3日、「中国から密入国を試みた疑い(出入国管理法違反)で22人を立件し、取り調べを行っている」と発表した。21人は3日未明に大川港一帯で、逃走した1人は同日午前8時47分ごろ、知人が住む京畿道安山市内で捕まった。

【写真】摘発された中国人

 陸軍第32師団など韓国軍当局と海洋警察は同日午前、密入国を試みる人物たちの位置を赤外線カメラで把握し、検挙に乗り出した。

 海洋警察署によると、これらはいずれも40代前後の中国人だという。朝鮮族も含まれているが、中国以外の国籍者はいないとのことだ。海洋警察署側は、密入国の経緯と正確な乗船人員などを調べる方針だ。

 一方、海洋警察署と軍当局は密入国を助け、西海(黄海)上に逃げた船舶の追跡も実施したが、同日午前7時40分ごろ、韓国の領海を出たとのことだ。海洋警察署はこの船舶が中国山東省威海市から来たものと見て、中国の捜査当局に摘発の協力を要請している。

チェ・オンジョン記者

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