低血糖症で突然倒れた韓国40代男性、警察官がコーラを飲ませて救う　／太白

　路上で突然倒れた40代男性を警察官がコーラで救助していたことが分かった。江原警察庁が4日に発表した。

　発表によると、8月12日に江原道太白市内の路上で、40代男性Aさんが倒れたとのことだ。通行人がこれを見て警察に通報し、現場には太白警察署黄池地区隊（交番に相当）所属のイ・ドゥヒ警衛（警部補）、アン・チギュン警査（巡査部長）、キム・ナムヒョン巡警（巡査）、チェ・ハヨン巡警の4人が出動した。

【写真】倒れた40代男性を救助する警察官

　当時、Aさんは意識がある状態で、警察官たちに「（もともと）低血糖の症状がある」と言った。チェ・ハヨン巡警ら一部の警察官はすぐに近くのスーパーでコーラを買い、付近の宿泊施設からスプーンとストローを手に入れてきた。チェ・ハヨン巡警らがコーラを手に入れて戻ってくる間に別の警察官たちはAさんが意識を失わないように声をかけ続けけた。

　警察官たちはAさんを支え、スプーンにコーラを少しずつ入れて飲ませながら、体の状態を見た。Aさんは徐々に意識を取り戻し、その後、現場に到着した救急隊に引き渡された。

　警察関係者は「応急措置が必要な人が無事に回復するのに警察官が少しでもお役に立てて良かった」と語った。

イ・スンギュ記者