野球:韓国、日本に2-0で勝利…決勝進出へ望みつなぐ=杭州アジア大会

 野球の韓国代表は5日、杭州アジア大会のスーパーラウンド第1戦で、社会人選手で構成された日本を2-0で破り、決勝進出に望みをつないだ。

 韓国は6回裏、先頭打者のキム・ヘソン(キウム)の二塁打とチェ・ジフン(SSG)の送りバント、ユン・ドンヒ(ロッテ)の四球で1死一、三塁とし、4番打者ノ・シファン(ハンファ)の犠打で先制。ノ・シファンは8回裏にも2死二塁の場面で適時打を放ち、この日の韓国の2得点を一人でたたき出した。

【写真】日本を2-0で破って喜ぶ韓国代表の選手たち

 先発投手の朴世雄(パク・セウン、ロッテ)は6回を投げて9奪三振、2安打2四球無失点と好投し、日本打線を封じ込めた。リリーフのチェ・ジミン(KIA)、パク・ヨンヒョン(KT)も無失点で勝利に貢献した。9回裏にはパク・ヨンヒョンが無死一、二塁の危機を迎えたが、後続をゴロと併殺打に打ち取った。

 セカンドステージのグループBで台湾に0-4で敗れた韓国は、スーパーラウンドでの合算成績を1勝1敗とした。スーパーラウンドでは、グループAの1位、2位がグループBの1位、2位とそれぞれ対戦し、同じグループから進出した2チームは対戦せずにセカンドステージでの直接対決の戦績を合算して決勝進出のチームを決める。

 韓国は台湾に敗れたため、スーパーラウンドの2試合で日本と中国に連勝しなければ決勝に進出できない状況だった。しかし初戦の日本戦に勝利したことで、決勝進出に望みをつないだ。

 スーパーラウンドで、韓国・台湾・中国がいずれも2勝1敗で並ぶ可能性もある。その場合、3チーム間の試合での得失点差で決勝進出チームを決めるが、台湾に0-4で敗れた韓国としては、次の中国戦で大量得点し、失点を最低限に抑えることが重要だ。これまで精彩を欠いていた打線が中国戦で爆発するかどうかがカギとなる。

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  • ▲韓国に追加点が入った8回裏、ダグアウトで喜ぶ先発投手の朴世雄。/NEWSIS
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