ホッケー女子韓国代表、日本に勝って決勝進出 杭州アジア大会

 あと1試合だ。韓国ホッケー女子代表チームが杭州アジア大会準決勝で日本を破って決勝に進んだ。

 ハン・ジンス監督(58)率いる韓国は5日、中国・杭州拱墅(きょうしょ)キャナル・スポーツパーク(拱墅運河運動公園)で行われた日本とのアジア大会ホッケー女子準決勝で苦しみながらも勝利した。韓国は第1クォーターのソ・ジョンウン(32)、第3クォーターのパク・スンエ(24)のゴールでリードしていたが、第4クォーターで連続2ゴールを許し、2-2とタイになった。しかしその後、シュートアウトで4-3として勝利し、決勝に進出した。

 韓国は今大会のA組グループリーグ第1戦・第2戦でシンガポール(4-0)と香港(7-0)を下した。第3戦のインド戦では1-1と引き分けたが、その後マレーシアを5-0で下し、インドと並んで3勝1分とした。ただし、得失点差(韓国+16、インド+32)でインドを下回り、組2位でベスト4入りした。今大会のホッケー女子には10チームが出場し、5カ国ずつが所属するA組とB組の各1位・2位がトーナメントに出場した。日本はB組4戦全勝で組1位になっていた。

 ホッケー女子は1982年ニューデリー大会からアジア大会の正式種目に採用された。初代優勝チームは同大会開催国のインドだった。そして、韓国が1986年ソウル大会から1998年バンコク大会まで4連覇を成し遂げた。その後、2014年仁川大会で再び金メダルを取ったが、2018年ジャカルタ・パレンバン大会準決勝で日本に0-2で敗れた後、3位決定戦でも中国に1-2で敗れてメダルを逃した。これまで計10大会のうち、韓国がメダル獲得に失敗したのは2006年ドーハ大会(4位)と2018年大会の2回だけだ。

 今大会にプライドを賭けて臨んだ韓国は5年前と同様に決勝に進む過程で日本と対戦した。そして、韓日戦に勝利して5年前の雪辱を果たすと共に決勝進出も決めた。韓国は7日に開催国の中国と金メダルをめぐって対戦する。中国は5日、準決勝でインドを4-0で下した。

キム・ミンギ記者

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