韓国最大野党代表が初公判に出廷 背任罪などを否認

【ソウル聯合ニュース】韓国・ソウル郊外、城南市の大庄洞と慰礼新都市の都市開発事業の不正疑惑に絡み、背任罪などで在宅起訴された革新系最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表が6日、ソウル中央地裁で開かれた初公判に出廷した。李氏は「常識的に話にならない」として罪を否認した。

 李氏は「私が嫌悪する不動産投機勢力である民間事業者の頼みを聞いたことがない」として、「(民間事業者と)癒着をしたなんて、被告人である前に侮辱を感じる」と主張。「私に対する捜査は数十人の検事を投入し数百回の家宅捜索をするなど、今も続いている」とし、「私が生きている限り(捜査が)続くのではないか」と検察を批判した。

 李氏の弁護人は李氏が8月31日から24日間、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の政権運営を批判するハンガーストライキを行っており、健康状態に問題があるとして裁判を早く終わらせるよう要請。裁判は約1時間20分で終了した。

 次の公判は17日に開かれる。

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