韓国の9月出生登録数が2割減 過去最少

【ソウル聯合ニュース】韓国で9月、住民登録に基づく出生登録数が前年同月から20%減少し、過去最少を記録したことが9日、行政安全部の統計で分かった。

 住民登録に基づく人口統計によると、9月の出生登録は男子9307人と女子8619人の計1万7926人だった。

 前月(1万9697人)に比べ1771人(9%)少なく、前年同月(2万2437人)比では4511人(20%)減少した。

 出生登録数は今年6月から連続で2万人を割り込んでいる。9月は初めて1万8000人を下回った。

 少子化が進む中、ここ数年は新型コロナウイルス感染症の影響で婚姻件数が少なめだったことも出生登録数の減少に拍車をかけたとみられる。

 死亡による住民登録の抹消は9月に2万6257人と、前年同月比14%減少した。

 総人口は5137万1人で、前月より7212人少ない。

 住民登録に基づく出生登録数は実際に出生した月と出生届をした月が異なる場合があり、出生月を基準に集計する統計庁の数値とは一致しない。海外で出生し、届を出していない場合も集計に含まれない。

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