税収不足の韓国政府、韓銀から113兆ウォン借り入れ

 韓国政府が税収不足を補うため、韓国銀行(中央銀行)から今年1~9月だけで113兆6000億ウォン(約12兆5000億円)を借り入れ、利子として1497億ウォンを支払っていたことが9日までに分かった。

【グラフ】韓国の税目別税収増減額(2023年1-6月)

 韓銀が国会企画財政委員会所属の梁敬淑(ヤン・ギョンスク)議員(共に民主党)に提出した資料によると、韓国政府の韓銀からの借入額は、統計が電算化された2010年以降、1~9月ベースで最多だった。

 また、昨年通年の借入額(34兆2000億ウォン)の3.32倍となり、コロナ対策で歳出が拡大した2020年)(102兆9130億ウォン)を超えた。

 韓銀による韓国政府への貸付は、政府が会計年度中に歳入と歳出のタイムラグで発生する一時的な資金不足を埋めるために活用されている。個人が当座貸越で銀行から不足した資金を借り入れるのと似ている。

チョン・ウンヘ記者

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