9月の失業率2.3%に改善 就業者増加幅は3カ月ぶり30万人台回復=韓国

【世宗聯合ニュース】韓国統計庁が13日に発表した雇用動向によると、9月の失業率は2.3%で前年同月に比べ0.1ポイント改善した。1999年6月に今の統計になって以降、9月としては最も低い。失業者数は前年同月比4万2000人減の66万1000人で、同月として2009年9月(23万6000人)以来の低水準だった。

 9月の就業者数は2869万8000人で、前年同月に比べ30万9000人増加した。増加幅は3カ月ぶりに30万人台を回復した。就業者数の月間増加幅は今年上半期(1~6月)は30万~40万人台で推移したが、7月に21万1000人まで落ち込んだ後、2カ月連続で拡大した。

 9月の就業者数の増減を年代別にみると、60歳以上が35万4000人、30代が5万6000人、50代が4万5000人、それぞれ増加した。一方、15~29歳の就業者は8万9000人減り、11カ月連続で減少傾向を示した。

 業種別では、製造業の就業者数が7万2000人減り、4月(9万7000人減)以来、5カ月ぶりの大幅減となった。減少は9カ月連続。減少が続いていた建設業は3万6000人増え、10カ月ぶりに増加に転じた。

 15歳以上の就業率は63.2%で、前年同月比0.5ポイント上昇した。9月としては1982年7月に月間統計を取り始めてから最も高かった。経済協力開発機構(OECD)との比較基準となる15~64歳の就業率は同0.7ポイント上昇の69.6%で、統計を取り始めた1989年以降で9月としては最高となった。

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