上川外相が日本人退避支援に謝意 韓国外相と電話会談

【ソウル聯合ニュース】イスラム組織ハマスとの軍事衝突で緊迫が続くイスラエルからの日本人退避を韓国政府が支援したことを巡り、日本の上川陽子外相は15日、韓国の朴振(パク・ジン)外交部長官に電話で謝意を伝えた。

 外交部などによると、朴氏はこの日午前、上川氏と約20分間、電話会談を行い、イスラエルからの退避に関する両国の協力について協議した。

 上川氏は今回の韓国の支援に謝意を表明するとともに、同様のことがあれば日本も積極的に協力するとの立場を示した。

 韓国政府がイスラエルに派遣した軍輸送機は14日夜、ソウル近郊・城南のソウル空港(軍用空港)に無事到着した。韓国人の長期滞在者81人と短期滞在の旅行客82人、日本人とその他国籍の配偶者51人、シンガポール人6人も同乗した。

 政府は人道的な観点から日本人などに対し、残りの座席に搭乗することを提案したとされる。

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