韓国とマレーシアが国防相会談 「平和のための協力」強調

【ソウル聯合ニュース】韓国の申源湜(シン・ウォンシク)国防部長官は18日、ソウルでマレーシアのハサン国防相と会談し、域内の平和に向けた両国協力について話し合った。

 ハサン氏は国防部が主催する多国間安全保障会議「ソウル安保対話(SDD)」に合わせて来韓した。

 申氏は韓国航空宇宙産業(KAI)が開発した戦闘機「FA50」をマレーシアに輸出する契約が5月に結ばれたことで、両国の国防協力が1段階引き上げられたとし、国防当局間の定例協議体の設置や合同訓練、サイバー安全保障分野での協力を提案した。

 また朝鮮半島問題を含め域内の平和と安定を損なう「力による現状変更」の試みを抑止するためには、国同士の協力が欠かせないと強調した。

 ハサン氏は、不安定な現在の国際安保環境に対応するため、東南アジア諸国連合(ASEAN)拡大国防相会議(ADMMプラス)などが作られたとし、韓国とASEANの協力も重要だと述べた。

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