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韓国でも人気が高い青島ビールの中国工場で一人の作業員が原料に放尿する様子を撮影した動画が広がり、消費者に衝撃が走りました。会社は直ちに工場を閉鎖し「内需用」と説明しましたが、それでも大きな波紋が広がっています。中国公安(警察)も調査を開始しました。
ソン・ミンソン記者です。
(リポート)
ヘルメットをかぶり作業服を着用した男が工場のフェンスを乗り越えたかと思うと放尿を開始しました。その際何度も周囲の様子をうかがっているようでした。
今月19日に中国のSNS(交流サイト)にアップされた動画です。
中国山東省の青島ビール生産工場で発生した事件で、作業員がビールの原料に放尿したとして中国国内で大問題になっています。
1903年に設立された青島ビールは中国の4大ビールメーカーの一つとされています。
この問題を受け青島ビールは「中国公安に通報し、公安機関も捜査に着手した」「男が放尿したビールの原料は全て封印し保管中」と説明しました。
韓国の輸入会社も素早く対応に乗り出し「事件が発生した工場では中国国内向けのビールだけを製造している事実を確認した」「現在韓国に輸入されている青島ビールはこの工場とは関係ない」と強調しました。
しかし120年の歴史を誇ってきた青島ビールのイメージに大きな打撃は避けられそうにないでしょう。
TV朝鮮ソン・ミンソンがお伝えしました。