雑踏事故から1年 遺族らの追悼大会に尹大統領は欠席方針

【ソウル聯合ニュース】日本人2人を含む159人が死亡したソウル・梨泰院の雑踏事故から1年となる29日に遺族団体などが市民追悼大会を開くが、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は出席しないもようだ。大統領室関係者は26日、聯合ニュースに対し欠席の理由について「遺族による追悼行事だと思ったが、野党が開催する政治集会の性格が濃い」と述べた。

 大統領室は尹大統領がサウジアラビアとカタール訪問を終えて帰国した26日に、ソウル広場で開かれる市民追悼大会への出席を進言する案を検討したが、大会を遺族団体と市民団体、最大野党「共に民主党」が共催することが分かり、同案を取り下げたという。

 別の大統領室関係者は尹大統領が雑踏事故から1年に合わせ、メッセージを出すかどうかについても「決まっていない」と明らかにした。

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) Chosunonline.com>
関連ニュース
あわせて読みたい