ICBM迎撃可能な米イージス艦 韓国・済州基地を出港

【ソウル聯合ニュース】韓国海軍は30日、南部の済州海軍基地に27日に入港した米海軍第7艦隊所属のイージス駆逐艦「ジョン・フィン」が、30日午前に出港したと発表した。乗員の休息と軍需物資の積み込みのため入港していたという。

 ジョン・フィン(約9200トン)はアーレイ・バーク級のミサイル駆逐艦。米国防総省のミサイル防衛局は2020年11月、ジョン・フィンから迎撃ミサイル「SM3ブロック2A」を発射して大陸間弾道ミサイル(ICBM)を迎撃する実験に成功したと発表している。

 同艦は今年7月16日、北朝鮮の核・ICBM挑発への対応として韓米日が朝鮮半島東の東海上で実施したミサイル防衛訓練に参加した。4月21日に海上での対特殊戦部隊作戦(MCSOF)訓練に参加する際は、ソウル近郊・京畿道の平沢海軍基地に入港した。

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