米2歳男児、拳銃で遊んでいた2歳年上の兄に撃たれ死亡 /米ミネソタ州

 【NEWSIS】米ミネソタ州で、4歳男児が拳銃で遊んでいて、2歳の弟を撃った。弟は病院に搬送されたが、死亡した。米フォックス・ニュースが27日(現地時間)に報道した。

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 報道によると、ミネソタ州ウェルカムで暮らしていたマシュー・アルシャイクナサーちゃん(2)は兄(4)に拳銃で撃たれて死亡したとのことだ。

 この兄弟の母親とその交際相手の男(33)は15日、子どもたちを車の後部座席に残したまま、車外に約5分間いた。

 その間に兄は車の助手席のグローブボックスに保管されていた拳銃を取り出し、後部座席に戻った。

 再び車に乗った母親と交際相手の男は、それを知らないまま前の座席で運転していた。

 すると、後部座席で拳銃を手にいたずらをしていた兄は、隣に座っていたマシューちゃんの頭を撃った。

 銃声を聞いた母親と交際相手の男は急いで車を止め、交際相手の男がマシューちゃんに心肺蘇生(そせい)法を行った。

 負傷したマシューちゃんはすぐに病院に搬送されたが、2日後に死亡した。

 母親は現地メディアとのインタビューで「交際相手は銃器を主に車の前の座席に保管していた。拳銃がなくなったことは本当に知らなかった」「これはただの事故だった。私たちは今も悲しんでいる」と語った。

 交際相手の男は銃器保管不注意や過失致死などで26日に起訴された。この男は最大で15年の懲役刑を言い渡される可能性があるとのことだ。

チョン・ユリ記者

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