サッカー：AFC国際最優秀選手賞に韓国代表DFキム・ミンジェ

　韓国代表DFキム・ミンジェ（26）＝FCバイエルン・ミュンヘン＝がアジア最高のサッカー選手に選ばれた。

　アジア・サッカー連盟（AFC）は1日（韓国時間）、カタール・ドーハのナショナル・コンベンション・センターで行われた「2022 AFC年間表彰式」で、今年の国際最優秀選手賞をキム・ミンジェに贈ると発表した。国際最優秀選手賞は、アジア以外のクラブチームでプレーするAFC加盟国選手の中で最も優れた選手に授与される賞だ。キム・ミンジェは、同賞を2015年・2017年・2019年の3回受賞したソン・フンミン（31）＝トッテナム・ホットスパーFC＝に続き、韓国人選手としては2人目の受賞者となった。キム・ミンジェ個人としては初の受賞だ。2020年と2021年は新型コロナウイルス感染症流行の影響で受賞者が選ばれなかったため、韓国人選手が2回連続で受賞したことになる。キム・ミンジェは2022-23シーズン、イタリアのSSCナポリを優勝に導き、セリエAで最高のDFに選ばれ、今季開幕を前にドイツの名門バイエルン・ミュンヘンに移籍した。前日10月31日に表彰式が行われた「2023バロンドール」では、DFとしては世界で最も高い22位になった。

　サッカー統計サイト「WhoScored.com（フースコアド・ドットコム）」は、ソン・フンミンを英プレミアリーグ（EPL）、キム・ミンジェを独ブンデスリーガの「10月のチーム」の選手に選定した。7.68点を獲得したソン・フンミンは、マンチェスター・シティの「怪物ゴールゲッター」アーリング・ハーランド（23）を抑え、先月EPLで最高の活躍を見せたFWとして名を連ねた。ソン・フンミンは10月、EPLで2ゴール・1アシストを記録し、トッテナム（8勝2分）の首位独走をけん引した。キム・ミンジェは7.49点でブンデスリーガ「10月のセンターバック」の一角を獲得した。先月ミュンヘンが行った公式戦3試合すべてに先発出場し、終了のホイッスルが鳴るまでピッチを駆け巡った。

チャン・ミンソク記者