「68.9歳まで働きたいのに」…韓国の中高年求職者、最も長く勤めた職場の退職年齢は平均50.5歳

「68.9歳まで働きたいのに」…韓国の中高年求職者、最も長く勤めた職場の退職年齢は平均50.5歳

 韓国の中高年求職者たちは69歳まで仕事をしたいと思っているが、実際に退職した年齢は平均で50.5歳という調査結果が出た。

 韓国経済人協会の中高年再就職支援センターでは1日、40歳以上の中高年求職者949人を対象に調査した結果を発表した。これら求職者のうち、男性は主たる職場(職歴の中で最も長く勤めた職場)で平均18年4カ月間働き、平均51.5歳で退職していた。女性は10年5カ月間働き、49.3歳で会社を辞めていた。平均退職年齢は50.5歳だった。

 退職者10人中6人(56.5%)は勧奨退職・希望退職・整理解雇などの会社都合で退職していた。定年退職者は9.7%にとどまった。10人中7人(66.8%)は退職後、再就職の経験があったが、再就職先の平均賃金は主たる職場の62.7%程度だった。

 回答者が再就職の際に希望する賃金は月平均294万ウォン(約33万円)で、男性329万ウォン(約37万円)、女性256万ウォン(約29万円)だった。回答者たちは平均68.9歳まで働きたいと希望していた。年代別に見ると、40代は67.5歳、50代は68.9歳、60代以上は70.8歳までと、年を取るほど長く働くことを望んでいた。

柳井(リュ・ジョン)記者

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