「アイ・アム・公正」投稿で炎上チョ・グク元法相が4時間後に修正した文章が話題に

 チョ・グク元法務部長官が、元フェンシング女子韓国代表の南賢喜(ナム・ヒョンヒ)さん(42)の再婚相手とされるチョン・チョンジョ容疑者の話し方をまねて「アイ・アム・公正」「アイ・アム・法治」などと交流サイト(SNS)「フェイスブック」に投稿したが、インターネット上では「入試不正で一審有罪判決を受けた人物が書く文なのか」などと批判が殺到、4時間後に訂正した。訂正文も「自分のことではない」という意味で直したものだった。

【写真】「誰が思い浮かびますか?」 チョ・グク元法相が修正した文章

 チョ・グク元長官は2日午前10時ごろ、「アイ・アム・信頼。 アイ・アム・公正。 アイ・アム・常識。 アイ・アム・法治。アイ・アム・正義」と投稿した。その他の文章はなかった。

 ネット上では最近、「アイ・アム・信頼です」「Ok。でNext timeに遊びに行きます」など、韓国語と英語をでたらめに織り交ぜて書く「チョン・チョンジョ構文」が流行している。

 チョ・グク元長官がこのような文を投稿した直後から、ネット上には批判の声が相次いだ。「入試不正などで起訴されたチョ・グク元長官が言える言葉なのか」ということだ。ネットユーザーたちは「自分のことを反省するために投稿した文なのか」「チョ・グクが公正ならばチョン・チョンジョは無罪」「自らチョン・チョンジョ並みだと認めているのか」などのコメントを寄せた。

 これに対し、チョ・グク元長官は約4時間30分後の同日午後2時30分、文を訂正した。 先に投稿した「アイ・アム・ 信頼。アイ・アム・公正。アイ・アム・常識。アイ・アム・法治。アイ・アム・正義」の次に「誰が思い浮かびますか?」という文を付け加えたものだ。

 チョ・グク元長官がこのような文を追加したのは、この文が自身のことを意味する言葉ではないという点を強調するためとみられる。「公正」「常識」「法治」「正義」は、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が就任後、演説やインタビューなどで繰り返し使っている単語だ。

 チョ・グク元長官は入試不正などで起訴され、現在控訴審が行われている。一審は今年2月、チョ・グク元長官が起訴された13件のうち8件について有罪判決を出した。子の入試不正では7件中6件を有罪と判断した。裁判所は入試不正に関して、チョ・グク元長官に対し、「大学教授という地位を利用して数年間にわたり繰り返し罪を犯し、入試の公正性に対する信頼を深刻に損なった責任は重い」と述べた。

パク・ソンミン記者

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