薬物使用疑いのG-DRAGON 取り調べ後「簡易鑑定は陰性、信じて待っていて」

【仁川聯合ニュース】違法薬物を使用した疑いが持たれている韓国の音楽グループ、BIGBANG(ビッグバン)のG-DRAGON(ジードラゴン)さん(35)が6日午後、取り調べを受けるため仁川ノンヒョン警察署に出頭した。G-DRAGONさんは取り調べ後に記者団に対し、薬物使用の簡易鑑定で陰性だったとして、精密鑑定も警察に要請したと明らかにした。

 また「捜査機関が正確かつ迅速に精密鑑定の結果を発表してほしい」と語った。

 同じく違法薬物使用の疑いが持たれている俳優、イ・ソンギュンさんも先月28日に初めて警察に出頭した際に簡易鑑定を受け、陰性判定を受けた。

 G-DRAGONさんは、警察からの出頭要請がまたあれば応じると話した。警察が無理な調査をしたと思うかと問われ、「無理だとは思わない」とし、「警察も誰かの供述により、すべきことをしただけ」と話した。そのうえで「薬物犯罪と関係がないことを立証するために(きょう)出てきた」とし、ファンに向け「あまり心配しないでほしいし、信じて待ってほしい」と呼びかけた。

 G-DRAGONさんは先月22日、麻薬類管理に関する法律違反の容疑で立件された。立件されてから出頭したのは今回が初めて。G-DRAGONさんの違法薬物使用容疑に関連し、警察が推定する犯行の時期や場所はまだ公表されていない。

 警察はG-DRAGONさんの尿と毛髪を国立科学研究院に送り、精密鑑定を依頼する方針だ。

 G-DRAGONさんは2011年にも大麻使用の疑いで警察の捜査を受けたが、起訴猶予処分となった。

 現在、仁川警察庁が芸能人とその周辺の違法薬物使用への関与を巡り、捜査しているのはイさんとG-DRAGONさんを含め10人という。

 警察はソウル・江南にある会員制の遊興施設で薬物が出回っているという情報をつかみ、捜査してきた。この施設は高所得層向けの店で、同店の従業員1人を逮捕し、イさんやG-DRAGONさんなど4人を立件。財閥3世や作曲家、歌手の卵など5人に対する捜査も進めている。

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