メガは幼少期に最初のスポーツとしてサッカーを始めたが、11-12歳のころ父親の勧めでバレーボールクラブに入門した。当時、父親に「サッカーは主に男性のスポーツだ。身長も高いのだからバレーボールをやってみなさい」と言われたという。メガは「バレーボールを始めた当初は、つらかったし面白さも感じられなかった。手や腕もとても痛かった」としながらも「時がたつにつれバレーボールがとても面白くなった」と話した。メガは韓国に来る前、自国インドネシア・リーグやベトナム、タイのリーグで活躍した。アジア9位のインドネシア(韓国は7位)女子バレーボール界では当然抜きん出たスターだ。2023年のアジア・チャレンジカップではベスト・オポジットに選ばれたほか、2022年のインドネシア・リーグではベスト・サーバー、2020年五輪アジア予選では最多得点賞を受賞した。インドネシアの女子バレーボール選手のうち唯一の海外組で、「東南アジア地域を飛び出し、より広い世界でバレーボールを学びたかった」と話した。
メガは「好きなバレーボールを毎日一生懸命にやること」が目標だとして「有名になることや賞を取ることは、バレーボールを頑張っていれば付いてくる一種のボーナスのようなもので、追うべき目標ではない」と強調した。練習のない時にはチームの仲間たちと出掛け、トッポッキ(餅の甘辛炒め)やチキンといった韓国料理を楽しむ。韓国ドラマのファンでもあり、『恋のゴールドメダル〜僕が恋したキム・ボクジュ』や『社内お見合い』が面白かったと話した。
大田=キム・ヨンジュン記者