現役兵としての入隊から逃れるため過度に減量した20代男性に兵役法違反で執行猶予付きの懲役刑が宣告された。
光州地裁刑事5単独のキム・ヒョジン部長判事は兵役法違反容疑で起訴された男性(22)に対し、懲役1年執行猶予2年を宣告した。法曹界関係者が8日に明らかにした。
男性は現役兵ではなく4級社会服務要員招集対象になるため、断食や過度な運動で減量したという。
男性は2020年6月に受けた最初の兵役判定検査で身長175センチ、体重48.6キロとなり、決定が保留となった。2カ月後に兵務庁担当者の随時訪問で実施された再検査で体重が50.7キロとなったため、4級社会服務要員招集対象となった。
しかし男性は意図的に減量していた事実が後から摘発され、最終的に現役兵となり満期除隊した。
キム部長判事は「兵役の義務から逃れるとか、社会服務要員などになる目的で身体に傷を付けた点は厳罰に処すべきだが、後から反省し現役兵として服務を終えた点などを考慮し被告に執行猶予を宣告する」と判決理由について説明した。
チェ・ヘスン記者