現代自動車が韓国・蔚山にEV専用工場 26年から年20万台量産へ

【蔚山聯合ニュース】韓国の現代自動車は13日、主力生産拠点の南東部・蔚山工場で電気自動車(EV)専用工場の起工式を開催した。

 同社は2兆ウォン(約2300億円)を投じ、蔚山工場内の54万8000平方メートルの用地に年産能力20万台規模のEV専用工場を建設する。この用地は現在、走行試験場として使われている。

 同社が韓国国内で工場を新設するのは1996年の牙山工場建設以来となる。EV専用工場は2025年に完工し、翌26年の1~3月期に量産を開始する。最初の生産モデルは同社高級車ブランド「ジェネシス」の超大型SUV(多目的スポーツ車)のEVモデルになる予定だ。

 現代自動車グループの鄭義宣(チョン・ウィソン)会長は起工式で、「蔚山のEV専用工場はこの先50年の電動化時代に向けたもうひとつの始まり。この場で100年企業への夢を分かち合うことになり光栄だ」と述べた。

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