北朝鮮 韓国・国連軍司令部会議開催に「新たな侵略戦争」と反発

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮外務省の軍縮・平和研究所は13日、韓国と国連軍司令部加盟の17カ国の国防相や代表による会議が14日にソウルで開かれることについて、「第2の朝鮮戦争を挑発するための実際的な条件づくりに着手したことを如実に示す」として、「新たな侵略戦争を挑発しようとする試み」と主張した。朝鮮中央通信が伝えた。

 また、「数十年前に解体すべきだった国連軍司令部は今日、米国主導の多国籍戦争の道具として復活している」として、国連軍司令部の解体を求めた。

 これについて、韓国統一部の具炳杉(ク・ビョンサム)報道官はこの日の定例会見で、「国連軍司令部は約70年間、韓国の自由と平和を守るために核心的な役割を果たしてきた国際連帯の模範」と強調し、同研究所の主張を一蹴した。

 韓国と国連軍司令部の構成国17カ国の国防相や代表による会議が開かれるのは初めて。韓国国防部は「朝鮮半島での戦争抑止や平和維持のための国連軍司令部の役割、韓国と国連軍司令部の協力を模索する初めての会議という意味がある」としている。

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