北朝鮮 18日の衛星打ち上げなし?=国際機関に通告せず

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が軍事偵察衛星の3回目の打ち上げを行うと予想されていた「ミサイル工業節」を翌日に控えた17日、韓国の外交部当局者は「国際海事機関(IMO)やその他の国際機関が北から『衛星』打ち上げ計画の通報を受けたと発表したものはない」と述べた。

 同当局者は「政府は緊密な韓米の連携の下、北のいわゆる『衛星』の再打ち上げの準備動向を綿密に注視してきた」として、「北が『衛星』の打ち上げを再び試みる場合、緊密な韓米日連携に基づき、国際社会と共に断固として対応していく」と述べた。

 北朝鮮は当初、10月に偵察衛星の3回目の打ち上げを行うと予告したが、打ち上げは行われていない。北朝鮮は昨年に大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星17」の発射実験を実施した11月18日をミサイル工業節に定めており、この日に打ち上げを行うとの観測が出ていた。

 北朝鮮は失敗に終わった5月の1回目の打ち上げと8月の2回目の打ち上げの際はIMO総会の決議で運営されている世界航行警報業務(WWNWS)上の地域別航行区域調整国である日本に打ち上げの予告期間と危険水域を事前に通告した。

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