60代女性宅から約500匹の猫の死体発見 /忠清南道

多頭飼育崩壊か
「世話していた野良猫、夫と死別後さらに増えた」との話も

 【NEWSIS】忠清南道天安市内の60代女性宅で、約500匹の猫の死体が発見された。天安市が17日に明らかにした。同市によると、16日に60代女性の多頭飼育崩壊(Animal Hoarding)が疑われるという通報が住民から東南区鳳鳴洞行政福祉センターにあったとのことだ。

【写真】忠清南道天安市内の家屋で発見された約500匹の猫の死体

 洞行政福祉センターの関係者が同日、直ちに現場を訪問したところ、冷蔵庫やクローゼットなどあちこちから約500匹の猫の死体を発見した。

 家の中には猫の死体が30センチメートルから1メートルほど積もっている状態で、所々で猫の排せつ物にまみれていた。

 この家に住む60代女性は現在、病院に入院している。女性は4年前から夫と共に野良猫にエサやりをしていたが、そのうち約20匹を家に入れて飼っていたという。そして、夫と死別して以降は、より多くの猫を家で飼うようになっていたとのことだ。

パク・ウギョン記者

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  • ▲忠清南道天安市内のある家で発見された約500匹の猫の死体。写真提供=動物愛護団体「動物との美しい物語」イ・ギョンミ代表。

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