「二刀流」の大谷翔平(29)が満場一致で米大リーグ(MLB)アメリカンリーグの最優秀選手(MVP)に輝いた。大谷は17日に発表された2023 MLBアメリカンリーグ・ナショナルリーグMVP投票で、投票権を持つ全米野球記者協会の記者30人全員から1位票(14点)を獲得、2021年に続き再び満場一致(420点)でアメリカンリーグMVPに選ばれた。満場一致で2回以上MVPに選ばれたのは大谷が初めてだ。
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大谷は今年135試合に出場し、打率3割4厘、44本塁打、95打点、OPS(出塁率+長打率)1.066と活躍した。アメリカンリーグ本塁打王に輝いただけでなく、OPS部門では大リーグ全体で1位になった。投手としては23試合(132イニング)に登板し、10勝5敗、防御率3.14、167奪三振を記録した。
ナショナルリーグでも満場一致で受賞者が選ばれた。ベネズエラ出身のロナルド・アクーニャ・ジュニア(25)=アトランタ・ブレーブス=が1位票の30票を全て獲得し、270点だったムーキー・ベッツ(31)=ロサンゼルス・ドジャース=を上回った。1931年に始まった大リーグMVP投票で、アメリカンリーグ・ナショナルリーグとも満場一致の受賞者が出たのは今回が初めてだ。アクーニャ・ジュニアは今年159試合に出場し、打率3割3分7厘、41本塁打、106打点、73盗塁で「好打俊足」の神髄を見せた。
パク・カンヒョン記者