【ソウル聯合ニュース】韓国の申源湜(シン・ウォンシク)国防部長官は19日午前、北朝鮮が予告した軍事偵察衛星の3回目の打ち上げと関連し、今週内または今月30日までに実行する可能性が高いとの見解を示した。
申氏はKBSの番組に出演し、「韓米は合同で(北朝鮮の動向を)みている。1週間前後で発射できる準備が着々と進めらている」と説明した。
北朝鮮は当初、10月に偵察衛星の3回目の打ち上げを行うと予告したが、打ち上げは行われていない。北朝鮮は昨年に大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星17」の発射実験を実施した11月18日をミサイル工業節に定めており、この日に打ち上げを行うとの観測が出ていた。
韓国は今月30日に米カリフォルニア州のバンデンバーグ米宇宙軍基地から偵察衛星を打ち上げる予定。そのため、北朝鮮は遅くても30日までに偵察衛星を打ち上げるとの見方を示したとみられる。