【ソウル聯合ニュース】韓国の全国自治体で使用する公務員専用行政ネットワークの障害が20日、全面復旧し、17日からストップしていた公共機関での行政書類の発行が再開された。行政手続きポータルサイトの「政府24」も正常に作動している。
住民票を取るためにソウル市内の住民センターを訪れた市民は「週末にニュースを検索し、きょうからサービスが再開されると知って駆け付けた」と話した。
住民センターの関係者は「通常月曜日には書類発給のために80人程度の住民が訪れるが、きょうは1.5~2倍に増えると予想して準備している」と説明した。
17日午前、公務員専用行政ネットワークの「セオル」で障害が発生し、公共機関による行政書類の発行が全面停止した。同日午後には「政府24」もストップし、全ての行政サービスが停止する未曽有の事態となった。
行政安全部は公務員や民間の専門家らを投入して復旧にあたり、18日に「政府24」を再開。19日には「セオル」も正常化したと発表した。