韓国国防相が米原子力空母訪問 「北のいかなる挑発にも即刻対応」

【ソウル聯合ニュース】韓国の申源湜(シン・ウォンシク)国防部長官は22日、南東部・釜山に入港した米海軍の原子力空母「カール・ビンソン」を訪問し、「北のいかなる挑発にも即刻対応できる万全の態勢を備えるべきだ」と指示した。21日に軍事偵察衛星を打ち上げた北朝鮮への警告のメッセージとみられる。

 申氏はカール・ビンソンの入港に合わせ、韓米・韓米日による合同海上訓練の推進も指示。北朝鮮の衛星打ち上げについて、「弾道ミサイル技術を利用するすべてのミサイル発射を禁止した国連安全保障理事会決議への明白な違反であり、わが国の安全保障を阻害する挑発行為」と非難した。

 カール・ビンソンを案内した米海軍第1空母打撃群のサルディエロ司令官は「韓米同盟はいかなる脅威からも韓国を防衛できる万全の態勢を備えている」として、「韓国など同盟国との協力はわれわれをさらに強固にし、インド太平洋地域の侵略を阻止する上で極めて重要だ」と述べた。

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