韓国・蔚山市長らが日本5都市訪問 初日は福岡でドーム球場など視察

【蔚山聯合ニュース】韓国南東部の蔚山市が日本に派遣した「スポーツ・文化・交流海外使節団」が25日、福岡を訪れた。

 金斗謙(キム・ドゥギョム)蔚山市長が団長を務める使節団は、スポーツ・文化施設の視察や日本との交流・協力の促進を目的に訪日した。12月1日にかけて福岡、下関、熊本、網走、札幌の5都市を訪れる予定だ。

 訪日初日の25日、使節団は福岡で江島潔参院議員と面会し、韓日間の交流・協力の促進に向けた懇談会を開いた。続いてプロ野球の福岡ソフトバンクホークスの本拠地、福岡ペイペイドームと福岡市の月隈パークゴルフ場を視察した。

 福岡ペイペイドームは1993年、当時アジア初の開閉式屋根を持つドーム球場として建設された。外野席に外国人専用シートを設け、通訳を配置しているのが特徴だ。月隈パークゴルフ場は福岡市の都市公園内のパークゴルフ場で、約2万平方メートルの敷地に18ホールのコースを設けている。

 使節団は、26日には山口県の下関を訪れて海洋観光施設やスポーツインフラを見て回る。水族館の海響館や海峡ゆめタワーなどの観光施設を見学し、オーヴィジョンスタジアムなどさまざまなスポーツ施設のある下関市の運動公園を訪問して生涯スポーツプログラムを視察する。

 また、前田晋太郎・下関市長と面会し、文化、観光、スポーツなど幅広い分野での交流と協力の促進を話し合う。

 金市長は「文化、観光、スポーツは有機的に構成され、運営されてこそ相乗効果を発揮する。日本で学んだことを基に蔚山の文化、観光、スポーツを有機的に融合し、文化都市・蔚山の新たな姿を整える」としている。

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