世界で最も引用された著名な物理学者、イスラエルの空襲で死亡

 ガザ・イスラーム大学で総長を務めた著名な物理学者ソフィアン・タヤ(Sofyan Taya)氏(52)がイスラエル軍の空襲で死亡した。米ニューヨーク・タイムズが2日(現地時間)、報道した。パレスチナ高等教育省は、イスラエル軍がガザ北部のジャバリア一帯を空襲した際、タヤ氏が家族と共に死亡したと明らかにした。

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 同大学の教授を務めていたタヤ氏は、2021年と2022年に米スタンフォード大学が選ぶ「世界で最も多く引用された科学者リスト」に、光学分野に掲載された。同氏は国連教育科学文化機関(ユネスコ)とガザ・イスラーム大学間の科学分野における研究協業も推進してきた。

 イスラエル軍は今回の件に関する見解発表を拒否している。タヤ氏がイスラエルの空襲の直接的な標的だったかどうかは分かっていない。イスラエルの一部の人々は「ガザ・イスラーム大学は純粋な教育機関ではなく、イスラム組織ハマスの軍事作戦遂行と密に関連している」と主張していた。

チョン・ジソプ記者

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