【ソウル聯合ニュース】韓国の大学生・大学院の６割以上は北朝鮮の核問題が解決してこそ南北統一が可能と認識しているとの調査結果が５日、発表された。
調査は韓国外交部が１０月８～２１日に中央大、世論調査機関・現代リサーチと共に大学生と大学院生５００人を対象に実施した。
調査の結果、「北の核問題が解決されてこそ統一できる」と回答した人は６３．２％で、南北統一のために最も必要なことに関する質問でも「北の完全な非核化」（２８．２％）と答えた人が最も多かった。「北の人権が改善されてこそ統一できる」と答えた人は４６．０％だった。
一方、「統一されてこそ北の核問題が解決できる」と回答した人は１８．６％、「統一されてこそ北の人権が改善できる」と答えた人は３１．０％だった。
外交部は「回答者の多数は北の非核化と人権改善が統一を通じて解決すべき問題というより、統一のため先に解決すべき前提条件という認識を持っていることが明らかになった」と分析した。また、統一外交活動を強化し、若者の関心と参加を広げるための方策を講じる方針を示した。