監査院「文在寅政権、韓国公務員が北に射殺される前に発見するも放置…安保室長は早々に退勤」

監査院「文在寅政権、韓国公務員が北に射殺される前に発見するも放置…安保室長は早々に退勤」

【TV朝鮮】(アンカー)

 2020年に発生した西海(黄海)公務員射殺事件は、韓国海洋水産部(省に相当)所属の公務員だったイ・デジュンさんが西海・延坪島付近で行方不明になった後、北朝鮮軍によって殺害され、遺体が損傷された事件です。しかし、「文在寅(ムン・ジェイン)政権は公務員が漂流していることを知りながら放置し、殺害された後はその事実を隠ぺいしようとした」という監査院の最終監査結果が発表されました。

 3年前のあの夜。青瓦台(当時の韓国大統領府)と韓国政府ではどんなことが起こっていたのか、イ・チェリム記者がお伝えします。

【写真】殺害された公務員が乗っていた漁業指導船「ムグンファ10号」で昨年9月に行われた追悼式

(記者リポート)

 2020年9月22日、漁業指導船で行方不明になった韓国海洋水産部の公務員イ・デジュンさんが西海上で漂流していることを韓国政府が初めて把握したのは午後4時43分のことでした。

 イ・デジュンさんはこの時、北朝鮮の船舶に発見されていた状態でしたが、これを確認した韓国合同参謀本部は「統一部が主管すべき状況だ」として国家安保室に報告しただけで、これといった対応措置は取らなかったと監査院ではみています。

(当時の徐旭〈ソ・ウク〉国防部長官〈2020年9月〉)

 「北朝鮮の海域で起こったことを、我々が諜報(ちょうほう)の水準で行動するには、やや制限があると申し上げます」

 安保室も統一部にこうした情報を伝えず、この情報を国家情報院から伝えられた統一部担当局長は長官・次官に報告もしないまま退勤しました。

(当時の李仁栄〈イ・インヨン〉統一部長官〈2020年9月〉)

 「午前1時に召集された関係長官会議、ここで具体的な事実に接近できたことを委員の皆様にご理解いただければと思います」

 国家安保の司令塔である安保室は、状況評価会議や危機状況伝達といった必要な措置を取らず、軍も規定に基づく措置をしなかったのです。

 事実上、すべての関係機関が手をこまねいていたことになります。

 安保室国家危機管理センター長は、北朝鮮がイ・デジュンさんを救助すると考えて午後7時30分ごろ、徐薫(ソ・フン)安保室長と徐柱錫(ソ・ジュソク)安保第1次長はそれよりも早く退勤したと監査院は明らかにしました。

 TV朝鮮のイ・チェリムがお伝えしました。

(2023年12月7日放送 TV朝鮮「ニュース9」より)

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