大谷がまたメッシを抜いた

ドジャースの新ユニホーム 爆発的な売上
発売後48時間の新記録樹立

大谷がまたメッシを抜いた

 10年・7億ドル(約1015億円)という超大型契約で米大リーグ(MLB)ロサンゼルス・ドジャースに移籍した大谷翔平(29)の人気がとんでもないことになっている。MLB事務局は14日、米プロスポーツ・リーグのアパレル・グッズを製作・販売するFanatics(ファナティクス)社の話として、「大谷のドジャースのジャージ(ユニホーム)は発売後48時間における売上の新記録を打ち立てた」と明らかにした。具体的な売上額は公表されていない。

【図】歴代のプロスポーツ選手の大型契約額と、韓国人メジャーリーガー柳賢振の契約額

 ドジャースは大谷の獲得を発表した12日からオンラインショップで関連アパレル製品を販売している。選手用は174.99ドル、普及型レプリカは134.99ドルだ。

 これまでの記録は、世界的なサッカーのスター選手、リオネル・メッシが今年7月、仏リーグ・アン(1部リーグ)のパリ・サンジェルマンを離れ、米メジャーリーグサッカー(MLS)のインテル・マイアミに移籍した時のもので、背番号10のピンク色のジャージだった。発売後48時間におけるジャージ売上記録の3位はクリスティアーノ・ロナウド=アル・ナスル=だ。2021-22シーズンを前にイタリアのプロサッカー・チーム、ユベントスから英プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドに復帰する際の新しいジャージだった。米プロフットボール・リーグ(NFL)シカゴ・ベアーズのクォーターバック、ジャスティン・フィールズが4位、MLBフィラデルフィア・フィリーズの1塁手ブライス・ハーパーが5位だ。

 大谷はロサンゼルス・エンゼルス時代から使っていた背番号17番を使い続けている。これまでドジャースで17番を付けていたジョー・ケリー投手は球団の要請を受け入れ、自分の背番号を大谷に譲った。大谷は15日にドジャース入団会見を開く予定だ。大谷は今回の契約条項に、自身を獲得したドジャースのアンドリュー・フリードマン編成本部長が退いた場合、いつでもチームを離れることができる権利を盛り込んだと伝えられている。

成鎮赫(ソン・ジンヒョク)記者

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