薬物使用疑いの俳優イ・ソンギュン 23日に3回目の警察出頭

【仁川聯合ニュース】違法薬物使用の疑いが持たれている韓国の俳優イ・ソンギュンさん(48)が23日に再び警察に出頭することが21日、法曹関係者の話で分かった。イさんはこの件に絡み恐喝されたとしてソウル・江南にある遊興施設の従業員の女(麻薬類管理法違反の罪で起訴済み)ら2人を告訴しており、警察はまずこの事件の被害者としてイさんから事情を聞いた後、違法薬物事件の被疑者としてイさんを取り調べる予定だ。

 イさんは今年、この女の自宅で複数の違法薬物を使用した疑いが持たれている。10月28日と11月4日の2回、警察の取り調べに対し「だまされた」「麻薬だとは知らなかった」などと主張した。簡易試薬での薬物検査に続き、国立科学捜査研究院の精密鑑定で陰性と判定されている。

 イさんは10月に違法薬物疑惑が報じられると、この事件で脅迫され3億5000万ウォン(約3870万円)を支払わされたとして女ら2人を告訴した。女は警察の調べに3億ウォンを受け取った事実を認める一方、「私とイさんの関係を疑う人物からSNS(交流サイト)を介して脅迫された」とし、脅迫した相手が誰なのかは分からないと主張した。

 仁川警察庁は芸能人とその周辺の違法薬物使用の関与を巡り、イさんを含む10人を調べてきた。このうち音楽グループ・BIGBANG(ビッグバン)のG-DRAGON(ジードラゴン)さん(35)については嫌疑がないと判断して送検しなかった。

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