北朝鮮が200発以上の海岸砲射撃 海上境界線の北側に落下

【ソウル聯合ニュース】韓国軍合同参謀本部は5日、北朝鮮軍が同日午前9時ごろから約2時間にわたり、韓国北西部の白○島(○=令に羽)と延坪島に近い北朝鮮の海岸から200発以上の海岸砲射撃を実施したと発表した。砲弾は黄海上の南北軍事境界線にあたる北方限界線(NLL)北側の海上緩衝区域に落下し、韓国の国民と軍に被害はなかった。

 海上の緩衝区域は2018年に南北が締結した軍事合意により設定された。海上での偶発的な武力衝突などを防止するため、砲弾射撃と海上機動訓練を禁じている。

 北朝鮮による海上緩衝区域での射撃は2022年12月以来。

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