パ軍・金河成に告訴された林恵東氏、ブ軍・柳賢振にも数億ウォン要求の疑い

　米大リーグ（MLB）で活躍中の内野手・金河成（キム・ハソン、28）選手＝サンディエゴ・パドレス＝に対する恐喝・脅迫容疑で捜査を受けている元プロ野球選手・林恵東（イム・ヘドン）氏（27）が、過去に柳賢振（リュ・ヒョンジン）選手（36）＝トロント・ブルージェイズ＝からも大金を巻き上げていた疑いがあることが分かり、拘束の可能性が浮上している。

　MBNが18日に報道したところによると、ソウル江南警察署は恐喝の疑いで林恵東氏の拘束令状を請求したとのことだ。林恵東氏は2021年に柳賢振選手のロードマネージャーとして活動していた時、確執を口実に数億ウォンを要求した疑いが持たれている。柳賢振選手は林恵東氏に約3億ウォン（約3300万円）を渡したという。林恵東氏は関連容疑を否認しているとのことだ。

　同氏は昨年12月、金河成選手に訴えられている。金河成選手は「2021年2月にソウル・江南のある飲食店で林恵東氏と酒を飲んでいてもみ合いになり、その後、示談金を要求され続けた」として、警察に告訴状を提出した。一方、林恵東氏はマスコミなどを通じて、「金河成選手から常習的に暴行を受けた」と主張している。金河成選手側はこれを否定し、林恵東氏を情報通信網法上の名誉毀損（きそん）の疑いで追加告訴した。

　警察関係者は本紙の取材に「現在、事件の捜査が進行中なので、詳しい内容は言えない」としている。

イ・ヘジン記者