「米大リーグ界の伝説」ランディ・ジョンソンの娘、韓国バレーボール界へ…Vリーグ興国生命に入団

 「米大リーグ(MLB)界のレジェンド」ランディ・ジョンソン元投手(60)の娘ウィロー・ジョンソン(26)が韓国プロバレーボールVリーグでプレーすることになった。バレーボール界の関係者が21日に明らかにした。

【写真】身長191㎝…興国生命に入団したランディ・ジョンソン元投手の娘ウィロー・ジョンソン

 関係者によると、女子バレーボール興国生命ピンクスパイダーズでは外国人選手のイェレナ・ムラジェノビッチ(26)=登録名:イェレナ=に代えてジョンソンを入団させることにしたという。ジョンソンは20日夜、韓国入りして選手団に合流したとのことだ。

 イェレナは2021年、大田KGC人参公社=現:大田正官庄レッドスパークス=に入団してVリーグでデビュー、昨シーズンは興国生命に移籍し、キム・ヨンギョン(金軟景、35)と共にスパイカーとして活躍、チームをリーグ1位に導いた。しかし、今シーズンに入って急激な衰えや態度が問題となり、とうとうシーズン途中にチームを去ることになった。

 ジョンソンは身長191センチメートルのオポジット・スパイカーで、父親と同じ左利きだ。 米オレゴン州立大学所属で2018年に米バレーボール指導者協会(AVCA)全米優秀賞などを受賞し、トルコ・リーグや米国のプロリーグであるアスリーツ・アンリミテッド・バレーボールなどでプレーした。

 ジョンソンは韓国でプレーしようと2022年と昨年、Vリーグ外国人選手トライアウトに参加したが、選ばれなかった。Vリーグの規定上、チームがシーズン中に外国人選手を入れ替える場合は、トライアウトに参加した選手の中から選ばなければならない。

 ジョンソンは父親のランディ・ジョンソン元投手が現在の妻との間に設けた4人の子どものうちの3番目。ランディ・ジョンソン元投手はMLB最高投手賞であるサイ・ヤング賞5回、オールスター出場10回など、伝説的な投手だ。2006年に現役を引退し、2015年に米野球殿堂入りを果たした。

キム・ヨンジュン記者

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  • ▲興国生命の女子バレーボールチーム「ピンクスパイダーズ」の練習風景。
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