アジアで初の冬季ユース五輪 14日間の熱戦に幕=韓国・江原

【江陵聯合ニュース】2024年冬季ユース五輪の閉会式が1日夜、韓国北東部の江原道・江陵で行われ、14日間の熱戦が幕を閉じた。

 アジアでは初開催となった今回の第4回冬季ユース五輪は原則15~18歳が対象で、78カ国・地域から1800人の選手が出場した。

 あられが降る中、始まった閉会式には国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長も出席した。ハングル表記した国・地域名の子音の順番に78カ国・地域の旗手が入場。最後に入場した韓国選手団の旗手はフィギュアスケート男子と混合団体戦のチームイベントで2冠を達成したキム・ヒョンギョムが務めた。

 大会組織委員会の崔鍾球(チェ・ジョング)代表委員長は「全世界の若い選手たちの情熱と優れた実力を見守ることができた」とし、「江原道で過ごした日々が選手たちにとって大切な時間となり、各自の潜在力を育てる機会となることを願う」と述べた。

 大会マスコットの「ムンチョ」とボランティア6人が雪をデジタル聖火に投げると、14日間の大会を照らした聖火が徐々に消え、大会は幕を閉じた。

 4年後に開かれる第5回大会の開催地は今年末か来年初めの総会で決まる予定だ。

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