1月の消費者物価上昇率2.8% 半年ぶり3%下回る=韓国

【世宗聯合ニュース】韓国統計庁が2日発表した消費者物価動向によると、1月の消費者物価指数は前年同月比2.8%上昇した。上昇率は昨年7月の2.4%から8月は3.4%に拡大し、9月は3.7%、10月は3.8%、11月は3.3%、12月は3.2%と5カ月連続で3%台を記録したが、半年ぶりに2%台に鈍化した。

 変動の大きい農産物と石油類を除いたコア物価は前年同月比2.6%上昇。経済協力開発機構(OECD)が各国の比較に用いるコア指数(農産物とエネルギーを除く)は2.5%上昇した。

 生活実感に近い生活物価指数の上昇率は3.4%だった。 

 1月は魚介類や野菜、果物など価格が気象条件に左右されやすい品目で構成される生鮮食品指数が、14.4%上がった。農産物は15.4%上昇し、昨年12月(15.7%)から2カ月連続で15%台の上昇率を記録した。

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