韓国 きょうのニュース(2月7日)

◇サッカーアジア杯敗退の韓国 海外メディア「説得力欠いた」

 カタールで開催中のサッカーのアジア・カップは6日(日本時間7日未明)、準決勝1試合が行われ、64年ぶり3回目の優勝を目指した韓国(世界ランキング23位)は格下のヨルダン(同87位)に0―2で敗れた。グループリーグ第2戦でもヨルダンを相手に2―2の引き分けに終わった韓国は、雪辱を期した準決勝で無得点・枠内シュートゼロという屈辱を味わった。米スポーツメディアのジ・アスレチックは「韓国は大会を通して説得力を欠いた。優れたスタープレーヤーたちが作り出した天才的な状況に依存し、一貫した戦術は不足しているように見えた」と指摘した。

◇政府 ニュース専門局YTNの売却承認

 放送通信委員会は7日、ニュース専門テレビ局・YTNの筆頭株主変更申請を承認した。電力公社の子会社、韓電KDNと競馬を主催する韓国馬事会が保有するYTNの株式30.95%を中堅財閥の・有進グループの特殊目的会社が取得し、筆頭株主となる。政府は公共機関の革新計画の一環としてYTNの持ち株の売却を推進してきた。放送通信委員会が筆頭株主の変更申請を承認したことを受け、YTNは声明を出し、「遺憾の意を表する」として、「30年間公的所有構造を維持した報道専門チャンネルの経営権が民間企業に移ることは韓国のメディア史上前例のないこと」と批判した。

◇失業手当受給者の再就職率30% 7年ぶり高水準に

 雇用労働部によると、昨年失業手当の受給を終えた人のうち、試用期間中に再就職した人の割合である再就職率が30.3%を記録した。再就職率が30%を上回ったのは2016年(33.1%)以来7年ぶり。雇用労働部は、再就職率の上昇には失業手当受給者の積極的な再就職活動が影響を及ぼしたと説明した。

◇駐韓ロシア大使 両国関係維持・発展の必要性強調

 ロシアのジノビエフ駐韓大使が7日までに聯合ニュースのインタビューに応じ、「ロ韓関係の維持、発展が両国の国益にかなうと固く信じる」としながら「ロシアは関係発展の道を歩む準備ができているが、韓国も同じ考えでなければならない」と強調した。ジノビエフ氏は韓ロ関係を少なくとも現在の水準で維持したいと述べた。関係悪化を招くような措置は控えることで、建設的な協力関係へ軌道を戻すための環境が整うとの考えを示した。ロシアのウクライナ侵攻を巡り、韓国は侵攻を批判し、国際社会の対ロ制裁に賛同。これに反発したロシアは韓国を「非友好国」に指定した。最近も両国関係の緊張が高まるような事態があった。

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