TSMC、熊本第1工場テスト生産開始…量産が年内に早まる見通し=台湾メディア報道

 台湾の大手ファウンドリ(半導体受託製造企業)TSMCの熊本第1工場が24日、完工式(正式行事名は開幕式)を前にテスト生産に入ったと報じられた。

 自由時報など台湾の報道機関は18日、消息筋の話として、「TSMCはアップルの需要に合わせるため、そのように動いている」と報道した。

【写真】「TSMCの大阪城」と呼ばれる台南市の第18工場

 業界関係者は「TSMCの主な取引先であるアップルが熊本県菊陽町のTSMC第1工場で、CMOSイメージセンサー(CIS)のイメージ信号プロセッサー(ISP)量産を促している」と話す。

 このため、「TSMCは春節(旧正月)連休前からテスト生産に入った」として、当初は今年末以前だった量産計画が予定より繰り上げられるものと予想した。

 また、別の関係者は「2022年4月から熊本第1工場の建設を皮切りに、昨年10月から装備の搬入・設置が行われたことにより、今年4月からテスト生産に入る予定だった」と説明した。

 さらに、「現在、装備テストや収率を引き上げ、初期ウエハー生産量を3000枚と計画している」とも言った。

 台湾メディアは「熊本第1工場は今年末から12・16・22・28ナノ工程を利用し、毎月12インチ・ウエハー5万5000枚を生産する予定だった」と報じた。

 こうした中、自由時報は24日に予定されている熊本第1工場完工式に、TSMC側からは創業者の張忠謀氏、劉徳音会長、魏哲家・最高経営責任者(CEO)らと、台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表、台湾日本関係協会の蘇嘉全会長、台湾国家発展委員会(NDC)の龔明鑫主任委員(日本の大臣に相当)らが出席する予定だ」と報道した。

 一方、日本側からは岸田文雄首相や秋篠宮家の佳子内親王らが出席すると言われているという。

 これについて、TSMC側は「現在、計画された日程通り進めている」として、詳しいコメントをしていない。

チョン・ビョンス記者

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  • ▲台湾TSMC本社。写真=朝鮮DB

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