韓国 けさのニュース(2月20日)

◇研修医らが病院離脱 医療現場の混乱現実に

 各地の病院で20日、政府が発表した大学医学部の入学定員増に反発する専攻医(研修医)が病院を離れ、医療の混乱が現実化している。ソウルの主要5病院をはじめとする全国の大型病院で専攻医が退職届を出しており、本格的に医療現場からの離脱の流れが続くとみられる。政府は専攻医の退職を団体行動と見なし、厳しく処罰するとの立場を示すなか、患者らは医療スタッフの不在による手術の延期などの被害を被っている。

◇全国的に曇り ところにより雨や雪に

 20日の天気は全国的に曇りで、江原道の東海岸と山間部、全羅道、慶尚北道の東海岸、慶尚北道北東の山間部では雨や雪が降ると予想される。忠清道では夕方まで、その他の南部地方と済州島では夜まで雨が降る。京畿道南部でも午後に雨が降りそうだ。21日までの2日間に江原道の東海岸と山間部に10~40センチ(多いところで50センチ以上)、慶尚北道北東の山間部に10~30センチ、慶尚北道北部の東海岸に5~15センチの雪が降る。最高気温は3~12度の予報となっている。

◇最大野党院内代表 きょう国会で演説

 革新系最大野党「共に民主党」の洪翼杓(ホン・イクピョ)院内代表は20日、国会で交渉団体代表演説を行う。4月10日に実施される総選挙を50日後に控え、尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権の政治、経済、社会、外交分野の現状を論じ、「政権審判論」の正当性を説くという。さらに、少子化問題の解決と経済革新の必要性を強調し、尹大統領と与党に対して「寛容と協業」の政治を求めると予想される。

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