韓国のチャットGPT利用者 4割「信頼できる」

【ソウル聯合ニュース】韓国のインターネット利用者のうち対話型人工知能(AI)「チャットGPT」を実際に利用したことがある人の4割が、チャットGPTによる検索結果は信頼できるとの考えを示したことが分かった。消費者データプラットフォームのオープンサーベイが27日までに、全国の15~59歳を対象に今月実施したアンケートの結果を報告書にまとめた。

 知りたい情報があり、ネット検索する場合に利用するプラットフォーム(複数回答)を尋ねたところ、「NAVER(ネイバー)」(87.0%)、「ユーチューブ」(79.9%)、「グーグル」(65.8%)、「インスタグラム」(38.6%)の順に多かった。チャットGPT(17.8%)は8位だった。

 回答者の80.8%がチャットGPTを知っていると答えたが、実際に利用したことがあるとの回答は全体の34.5%、ずっと使っているという人は全体の18.3%だった。

 チャットGPTを認知する人のうち、利用した経験がない人の65.2%、利用した経験はあるが現在は利用していない人の57.4%がそれぞれ、必要性がないために利用していないと回答した。報告書は、チャットGPTをどのような場面で利用するか具体的な案内があれば、認知段階から使用段階に移行する割合が上がると分析した。

 チャットGPTの信頼度に関しては改善の余地があることが分かった。利用した経験がある人の66.7%が、一般的な検索サービスと比較しておおむね満足していると答えた。一方で、検索結果が信頼できると考える割合は40.0%にとどまった。

 

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