「子どもは3人、長男は野球を始める」 大谷翔平が高校時代に書いた「人生設計シート」再脚光

 だが、実際の大谷はこの人生設計シートとは少し違う人生を送っている。日本でプロ入りして5年間プレーし、2018年にロサンゼルス・エンゼルスに移籍して大リーガーになった。ワールドシリーズ優勝もまだだ。

 それでも、大谷が書いた27歳の計画は、鳥肌が立つほど事実と一致している。「WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)日本代表」になり、「MVP(最優秀選手)」をもらうと書いていたが、実際に大谷は2023年にWBCで優勝し、大会MVPに輝いた。また、2021年に満場一致でアメリカンリーグMVPに選ばれ、皆が認める最も優れた選手になった。

 WBC優勝はもともとの目標と比べると1-2年遅いが、新型コロナウイルス感染症流行のせいで大会が6年ぶりに開催されたことを考えれば、ほぼ計画通りだと言える。米フォックス・スポーツは当時、「大谷は自らの努力でWBCのMVPになり、高校時代に予見していたことを実現させた」と報道した。

 結婚という大きな目標を達成した大谷にとって、残るはワールドシリーズ優勝だ。大谷は今季、ドジャースと世界スポーツ史上最大規模となる10年・7億ドル(当時のレートで約1015億円)の契約を結んだ。大谷は入団会見で、ドジャース入りを決めた最大の理由は「優勝するため」と答え、ワールドシリーズに対する意欲を示した。

 一方、大谷のお相手に関する情報は国籍以外に明らかになっていない。大谷は3月1日にこれについて言及するものとみられる。昨年のあるインタビューでは「結婚や子どもも含めて、平穏に暮らしたい。心が平穏なのが何よりもいいことかなと思う」と語っていた。

ムン・ジヨン記者

▲大谷が高校時代に書いた「人生設計シート」

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